App Inventor ノアの方舟 作戦


2011年7月に Google が Google Labs の終了を発表しました。
それに伴い 2011年12月末日にて Google による App Inventor の運用も終了します。
App Inventor は Google から MIT に移管され、オープンソースとして公開される予定です。
2012年3月頃に、MIT により運用が再開される予定です。
運用が再開されるまでの間は、App Inventor を利用することができません。
そのため 日本 App Inventor ユーザー会 では、ノアの方舟 作戦 と称して、暫定的に運用する予定です。

詳しくは 日本 App Inventor ユーザー会 会長の多田さんの記事をお読み下さい。
App Inventorは終わらない

参考
2011年7月: Google のイノベーションの象徴 Google Labs が終了へ
2011年8月: Google、Androidアプリ開発ツール「App Inventor」を終了へ
2011年8月: AndroidのApp InventorがGoogleからMITメディア・ラボに移管
2011年12月: App Inventorは終わらない
日本 App Inventor ユーザー会


アンドロイド の傾きセンサで マインドストーム を動かす


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この記事は 日本 App Inventor ユーザー会 Advent Calendar 2011 という企画の1つのエントリです。

以前、書籍 30分でつくれるAndroidアプリ に紹介されている方法で、アンドロイドからマインドストームを動してみました
それは、タッチパネル上のボタンを押すと、マインドストームが前進するというものでした。

今回は、アンドロイドの傾きセンサを利用してみました。
きっかけは、日本App Inventorユーザー会 のMLで下記のようなやりとりがあったことです。

機械電気科 都島工業
このプログラムの場合ボタンを押したら指定時間(もしくは距離?)進むのですが、そうでは無くボタンを押している間だけ進むと言う形に変えたいと思っています。

大和田 (私)
ボタンを押している間だけ走るという方が自然なので僕も挑戦したのですが、現在の App Inventor のButtonコンポーネントのイベントではボタンを押した時しか分からず、ボタンから指を離したイベントがないのです。

つれもて
本屋さんで立ち読みをしていたら マインドストームを加速度センサーで操作って掲載されていました。これの方がスマートフォンらしいですね。

AppInventor の 傾きセンサコンポーネント を調べてみたら、pitch(前後の傾き) roll(左右の傾き)が取得できるようです。
そこで傾きが10以上なら半速前進、20以上なら全速前進、としてみました。

ソースコードは code.google に置いています。

スクリーンショット

デザイナー (Designer)

ブロックエディタ (Blocks Editor)
AppInventor の ifコンポーネント には elseif がないので、else の中に ifコンポーネントを置くという不格好な構成になってしまいました。

動かしてみる。 上段のビデオ。

関連
アンドロイド から マインドストーム を動かす

参考
2011年 オクトバ大忘年会 アフターレポート!
マインドストームを持込んだところ、記事に掲載して頂きました。


2011年8月 横浜支部 定例会


2011年8月27日(土)に石川町の かながわ労働プラザ で行われた 日本アンドロイドの会 横浜支部 定例会 に参加した。

今回は、大幅に遅刻した。(^^;
駅に着いたところで、忘れ物に気づき、取りに戻ったので、1時間以上ロスした。
Twitter を見ていると、支部長も寝坊して遅刻した そうな。

午前の2つの講演は聞けず。
・AdMob で実現する無料アプリの収益化 グーグル社
・g-Developer紹介と開発者実情 カイト社

午後からのセッション
■ ECHOハッカソン報告  京セラ / 北澤様
8月6日の ECHOハッカソン について報告された。
ECHO は京セラが北米向けに出荷しているアンドロイド携帯です。
折り畳み式2画面という特徴があります。
当日作成されたアプリが紹介された。
優勝アプリは2画面で動画を見せて3Dになるもの。
優勝者の @goroh_kun さんには ECHO が贈与された。

■ 手書きコミュニケイション 7notes with Mazec MetamoJi / 浮川様
ジャストシステムの創業者 浮川初子 さんの講演です。
60歳くらいのはずだが、お若く見えました。
その歳で新しいことにチャレンジする姿勢も見習いたい。

Mazec は手書き文字認識のシステムです。
従来の文字認識との違いは、入力した文字がテキストに変換されることなく、そのまま画像として表示されます。
内部的に文字コードと結びついています。

そういえば、ザウルスには手書き入力がついていたなぁ。
アンドロイドにもあると便利ですね。

参考
浮川夫妻の新会社MetaMoji、iPad用の手書きノートアプリ「7notes」
手書き文字変換エンジン「mazec」のAndroid版が登場

■ 弥生スマートフォンアプリコンテスト開催のご案内  弥生 / 関根様
会計ソフトで著名な 弥生 から、スマートフォンアプリコンテストを開催するという告知がありました。
弥生製のソフトと連携するAPIが提供されます。
それを使ったアプリのコンテストを行います。

以降は、ライトニングトーク
■ App Inventor でロボットを動かした 私の発表です。
8月6日の App Inventor ハッカソン の報告と、その後で作った アプリ の紹介です。
ロボットはレゴ社の マインドストーム を使いました。

■ 本当は怖いAndroidカメラアプリ ねこめし さん
カメラアプリは機種により挙動が異なるという話でした。
発表資料は GoogleDocs から。

■ ABCで横浜支部の紹介をした & App Inventor ハッカソンの報告 マーニー さん
7月17日の ABC (Android Bazaar and Conference) にて発表した横浜支部の紹介と、
8月6日の App Inventor ハッカソン の報告や自分で作ったアプリの紹介など。
発表資料は SlideShare から。

■ ECHO ハッカソンの報告 kashimoto さん
8月6日の ECHOハッカソンにて、 ECHO を使った感想や、自分で作ったアプリの紹介など。

終了後の懇親会は、関内の バドワイザーカーニバル に。
前を通るたびに気になっていて、一度 行きたかった場所です。
念願が叶って嬉しい。

関連
App Inventor と Kyocera Echo のハッカソン
マインドストーム が届いた
アンドロイド から マインドストーム を動かす


アンドロイド から マインドストーム を動かす


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マインドストームが届いた ので、アンドロイドから動かしてみた。
アンドロイドにプログラムには App Inventor を使用した。
App Inventor には マインドストーム を動かすための専門のコンポーネントLEGO MINDSTORMS が用意されています。
これらは、書籍 30分でつくれるAndroidアプリ にて詳しく説明されています。

書籍に載っていた見本を少し改良しました。
(1) 見本では、ブルーツースで接続するマインドストームを毎回デバイス一覧から選択するようになっていた。
今回は、一度選択したら記憶するようにして、次回からデバイス一覧を表示しないようにした。
TinyDB コンポーネントを使用した。

(2) 見本では、右回転、左回転には、時間制限がなく、ず~と回っていた。
今回は、だいたい1回転する時間の5秒後に停止するようにした。
Clock コンポーネントを使用した。

スクリーンショット

デザイナー (Designer)

ブロックエディタ (Blocks Editor)

ダウンロード (バーコード)

動かしてみる。 上段のビデオ。


30分でつくれるAndroidアプリ


bookbook sign

30分でつくれるAndroidアプリ に著者の 塚田翔也 @gabu さんからサインを頂きました。

アンドロイド・アプリの作成ツール App Inventor  の初の解説本です。
8月6日に行われた 日本Androidの会 横浜支部 の勉強会でお願いしました。
この日の勉強会は、App Inventor の初心者講座とハッカソンです。
勉強会の報告はこちら


App Inventor による Bluetooth 制御


昨日のハッカソン で作った App Inventor のアプリです。
アンドロイド端末を Bluetooth 機器に接続して、コマンドを送って機器を制御するもの。
Bluetooth 機器には、横浜ロボット部で作った タッパウェア型ドロイド君 を使いました。
アンドロイド端末の [LED On] ボタンを押すと、ドロイド君の LED が点灯します。

製作時間は1時間ほど。
半分以上は、Bluetooth の使い方についてネットで検索していた時間です。

昨日の成果発表会
ohwada 撮影 @You_name_is_YU

スクリーンショット
screenshot

デザイナー (Designer)
designer

ブロックエディタ (Blocks Editor)
blocks editor

参考
Bluetooth Client – App Inventor Idea Book
App InventorによるBluetooth送受信のテスト – CPUを作ろう


App Inventor と Kyocera Echo のハッカソン


2011年8月6日(土)に アットウェア社 にて、日本Androidの会 横浜支部 が主催する アンドロイド・ハッカソン が開催された。
当日は、App Inventor と Kyocera Echo の2コース同時並行でした。
無謀という声もあったが、大きなトラブルもなく、無事に終わりました。 (^o^)

■ App Inventor

http://atnd.org/events/17300
jagyokohama sign
App Inventor は、Google が教育用に開発したアンドロイド・アプリの作成ツールです。
小学生から大学生や社会人までの幅広い人を対象に、楽しみながらアプリ作成でできるものです。
※ アメリカでは小学生を対象にしたセミナーも開催されているようですが、
英語版しかないので、中学生程度の簡単な英語力が必要です。

講師は、名古屋から 塚田翔也 @gabu さん をお招きしました。
最近、 App Inventor の解説本 30分でつくれるAndroidアプリ を出版されました。
今日は出版記念を兼ねた勉強会です。
約30名が参加しました。

□ 前半は、初めてアンドロイド・アプリを作る人のための勉強会です。
まずは、環境設定で、下記の3つをインストールします。
・Java
・App Inventor
・アンドロイド携帯のドライバー

最初のアプリは、定番の Hello World(ハロー・ワールド)です。
Hello World という文字列を表示するだけの一番基礎的なものです。
次のアプリは、Tutorials にある HelloPurr です。
ネコの画像にタッチするとミャオと鳴くものです。
ここまでは、全員が達成しました。(^o^)

休憩時間は、サイン会になりました。

□ 後半は、ハッカソンです。
各自が自分でアイディアを考えてアプリを作成します。
私はお手伝いの予定でしたが、BlueTooth が使えることが分かり、急遽 参戦しました。
作ったアプリは 次の記事 で紹介します。

最後は、ハッカソンの成果発表会です。
約半分の方が動くものを作られ、その場でデモをしました。
中には、バーコードリーダーを利用したものや、衝突するボールなど、凝ったものもありました。

■ Kyocera Echo

http://atnd.org/events/17299

こちらは、参加していないので、写真だけです。agyokohama ech
Kyocera Echo は、京セラがアメリカで販売している2画面のアンドロイド携帯です。
日本では、発売の予定がないにもかかわらず、12名が参加しました。

講師には、京セラの北澤さんをお招きしました。
Echo を11台 持ってきていただき、1人1台という豪華な開発環境でした。
うん、数が合わないって。 一人残念な人がいたそうです。

ひたすらモクモクとハッカソンを行っていた模様です。
最優秀アプリ賞は、@goroh_kun さんで、Kyocera Echo が進呈されました。

懇親会では、端末の珍しさではなく、最新OS 2.3 Gingerbread が搭載されていることが話題になっていました。

■ 懇親会

http://atnd.org/events/18573
agyokohama party 撮影 @You_name_is_YU
約20名が参加しました。 いつもとおり賑やかでした。


App Inventor に関する重要なお知らせ


この記事は下記の翻訳です。
Important updates about App Inventor

Google Labs の終了に伴い、Google は Google の製品としての App Inventor を終了し、コードをオープンソース化します。
また、教育分野で App Inventor が成功しているので、オープンソースプラットフォーム上で App Inventor を教育利用する機会を模索しています。

これらの変更により、App Inventor は年末まで利用できますが、現在の App Inventor のURL http://appinventor.googlelabs.com/ は90日以内に変更されます。

将来的なアップデートを行っているつもりなので、このフォーラムに注目してください。

Karen Parker
App Inventor プログラムマネージャー

私の感想
Google Labs が終了するのは寂しいですね。
App Inventor のオープンソース化には期待しています。
自分で部品が作れるようになるかもしれない。

参考
Googleのイノベーションの象徴「Google Labs」が終了へ
Google、誰でもAndroidアプリを開発できるツール「App Inventor」