Eagle と Modela を使って電子基板を作る その3


概要
Eagle は電子基板を作成する CAD ソフトです。
Modela は、Roland 社の切削加工機です。
今回は、ファブラボ・メルボルンの手法を試してみました。
結果としては、うまくいきませんでしたが、少し前進したところもありました。

ファブラボ・メルボルンの手法
前回まで手法 は、Eagle を使って配線パターンを画像情報として作成して、Modela のソフトでベクタ情報に変換する方法です。
ファブラボ・メルボルンの手法は、Eagle を使って、直接 Modela の CAMデータを作成するやりかたです。
Dr.Engrave や fabmodule などは使用しません。
オリジナルの英文 の他に、日本語訳 もあるので、詳しくはそちらをご覧ください。

基本的な流れ
(1) Eagleで、回路図(sch)とボード図(brd)を作成します。
配線を太くしたり、PADを大きくしたりします。
(2) fablab-mill-n-drill.ulp を使って、ボード図(brd)からミリング(配線パターンの外形線)とホール(穴)のデータを作成する。
(3) fablab-mill-n-drill.cam を使って、Modela の制御コードを作成する。
Modela を新たな工作機器として認識させるために、eagle.def の修正が必要です。
(4) Modela に制御コードをUSBシリアル通信で渡す。

実際に出来たこと
(1) Eagleで、回路図(sch)とボード図(brd)を作成します。
今回の題材は、7セグLED SND2537 です。
20141227_eagle_sch 20141227_eagle_brd

(2) の fablab-mill-n-drill.ulp は、オリジナルのままでは、1/30 くらいの小さいデータが作成されます。これは、Eagleのバージョンの違いによるもので、下記に対処方法がありました。
EAGLE ulp generates wrong scale
20141227_eagle_milling

(3) (4) の操作を行いましたが、Modela は全く反応しなかったです。
生成した制御コードに誤りがあるのだと推測しています。
詳しい調査は、そのうちに。

ひとまず GitHub に下記を公開しておきます。
– fablab-mill-n-drill.ulp (修正したもの)
– fablab-mill-n-drill.cam (オリジナル)
– eagle.def

前進したこと
(1) fablab-mill-n-drill.ulp により、配線パターンの外形線のベクタ情報が得られるようになった。
(2) 配線パターンを bitmap 形式の他に、dxf 形式で出力できるようになった。
fabmodule は、dxf 形式を受け付けることはできませんが。
Dr.Engrave は、受け付けることはできます。
次は、Dr.Engrave を使った基板作成を試してみます。

Arduino スケッチ
000 から 999 まで 0.1秒刻みでカウントアップする 10秒タイマーです。
スケッチには、各セグメントを1つづつ順番に点灯するモードも含まれています。

参考
Making Printed Circuit Boards with the Fab Lab
FabLabでプリント基板を作る方法
EAGLE ulp generates wrong scale


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